結露とは、空気に含まれている水蒸気が、急激に冷やされ固まり、水滴となる現象です。
温度が急激に下がる事で、その温度で含まれる水蒸気の量より多い水蒸気があると、その分が水となって窓や壁などに水滴となって付着します。冷たいジュースやビールの缶等の周りに水滴が着いていたりするのが結露現象です。
これが、屋根裏や壁の内側で頻繁に起こることで、柱などにカビがついてしまい、これを水分として繁殖してしまいます。
結露は雨漏りとは違う現象ですが、軽視せず出来るだけ早く対応するようにしてください。 |
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雨漏りは、雨水が垂れている場所から侵入しているとは限りません。通常は瓦に割れやズレがあると、雨水は野地板に侵入してきますが、下葺き材がそれを防ぐ働きをしてくれています。しかし、その下葺き材が痛んでいたり腐ってしまうと、雨水が野地板に染みこんでしまい、雨水が柱を伝って天井や壁にシミが現れてきます。多くの方が、この段階で初めて雨漏りに気づくことになります。
しかし、これは典型的な例です。実際には、壁に打ち付けた釘が錆びて、壁と釘の間に微妙に隙間ができ、そこから雨の度に雨漏りし始める、等の様々な原因があります。 |
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